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再読:The Illustated Mum

The Illustrated MumThe Illustrated Mum
(2007/03/27)
Jacqueline Wilson

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(YL : 5.5、61,863語)

邦題『タトゥーママ』:頭からつま先までタトゥーを入れた、気まぐれで世界一すてきな母親への愛情。著者自身が最も気に入っているという作品。~Amazonより~


実は、先週末に読了していたのですが、併用していたオーディオブックを聞き終えたのが、なんと昨日。当初は、オーディオブック先行の体勢だったにも関わらず、後半のあの“読むのを止められない”感じで、軽く追い抜いてしまいました。このお話の感想を書くと、完全なネタバレになるので、いつも通り“続き”に書きますが、やっぱり大好きなお話で、好きな本として5本の指に入ると思います。後半の展開には、賛否両論かもしれませんが、私としては救われた感じがするので、アリだと思っております。前回よりも、色々摘み取れた箇所があったので、時期をみてまた再読しようと思います。

お気に入り度:★★★★★

累計語数:2,645,389語
第9章:Bats~最終章:The Full Pictureまで。遂に母親Marigoldが壊れてしまいます。彼女が取った行動が、何とも痛々しく、読みながらその姿を想像すると尋常じゃないことが分ります。そして長女Starに置き去りにされた次女Dolphinは、苦し紛れに取った行動は、人としてやるべき事やった訳で、間違った行動ではないかと思います。

その後、親友と自分の父親探しを始めて、案外簡単に見つかった感じでしたが、この時点で救われた気持ちになりました。その父親ことMichael、実は私、この人のキャラクタが好きなんです。すごく誠実な人だと思います。子供を身ごもった事を知ったMarigoldは突然Michaelの前から姿を消したのですが、Michael自身も身ごもった事を知っており、Marigoldの事が忘れられずにいたけれど、考えを変えるかそのまま狂ってしまうか、と言う選択を強いられて前者を選んだ(Marigoldは後者を選んだのかもしれない・・・)、形はどうあれ、MichaelにとってMarigoldは、MarigoldがMickyを思う気持ちと同じく、“絶対”と言う存在だった気がします(奥さんがMarigoldの存在を恐れていたくらいですし)。だから、自分の子供が目の前に現れた時、手放しで喜んだんだと思います。

これは、あくまで私の推測ですが、このStarとDolの性格も、どことなく父親譲りな気がしてなりません。Michael曰くMickyは、“思い立ったが吉日”な性質で、何でも即行動をしてしまう・・・Starも父親と出会って2週間後には、家を出てますし(結果として、家族なによりも自分、と言う考え方とか)、Mickyは半同棲中の彼女の行動が気に入らないから、何とかしようとしてしまうとか(2年ほど関係があるにも関わらず)。その点、Dolは献身的に人の事を考えるタイプだと思います。Marigoldを放っておけないのと同様に父親のMichaelもDolを放っておけない気がします。

最後の最後に関しては、読み手として“安堵”と言う一言につきると思います。その後、この家族がどうなったのか気になる所ですが、ロンドンの何処かで、Marigoldはじめ、皆が上手に生きていることを祈るばかりです。
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JacquelineWilson.YL:5

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Private :

Michael

私もこの話の中でMichaelに一番好感を持ちました。
MichaelのDolに対する行動によってMickyの無責任さが浮き彫りにされたように思います。
StarとDolの性格・・言われてみればそうですね。やっぱり血は争えないのかしら。
りとるさんが書いているように、この後3人がうまく生きていけると良いなと思います。

再読

再読すると一度目に読んだ時に気付かなかった部分を気付いたりするので
感想も変わってきたり、同じ感想でも思いが強くなったりしますよね。
今回の私は、文章の中でも出てきたneglectが頭から離れず、
Dolの健気な部分やパニックになる場面などで、その影響がでてるかなと思いました。
常に不安な気持ちでいるのは、お母さんがいつかどこかへ行ってしまうって思ってるからですもんね。
そんな思いをさせてるMarigoldに腹立たしさも感じましたが
後半で子供を大事に思う気持ちもわかったので、これから愛情を与えて欲しいとの
期待を込めて読了しました。
再読する時はどんな思いをするのか、楽しみです^^

Dolphin

昨日は雪がふったけど、午後には降り止み、積もりませんでした。
楽しみにしていた子ども(深雪の休校をね!)はがっかり。
前に読んだときは、最後が知りたくて終わりのほうはどんどん進んでしまったのですが、今回はスピード一定のAudio Bookだったので、後半もゆっくりでした。
それで、Michaelが水泳のコーチで、Marigoldが彼のクラスで初めて泳げるようになってうれしくて、ああ、だから娘がDolphinなんだ!って、JWの隠し絵を見つけたような気がして(単純!)うれしかったです。Marigoldは口ではああ言っているけど、彼にもけっこう愛情があったんだな…って思いました。  分かれなきゃよかったのにねぇ。

読了おめでとうございまーす!

オーディオブックより先に読んでしまうって、かなりのめり込んでいらしたんでしょうね。
私も、Michaelってすごく誠実な人だなーと思いました。それに、Marigoldのこともほんとに愛してたんだなぁって。
DolにMichaelのような父親がいてよかった。Dol自身がなかなかMichaelの愛情を素直に受け取れないようでしたが、それでも、少しずついい関係になっていけばいいですね。
って、もうこの先のお話はないのに、ついいろんなことを想像してしまいます。
これも、この本の魅力かなぁ(笑)

★いちごパンダさん★

おはようございます☆
やっぱりMichael、良い人ですよね。派手っぽいMarigolと比べると何とも地味そうで、釣り合わない雰囲気もありますが、本当、心から誠実な人だと思いました。Mickyは、自分の子供だからってStarをいきなり引き取った訳ですが、ついでにDolまで面倒見ようと言うのは、ある程度お金があるからとも考えられますが、何かその辺もすごく水物のような気がしてなりませんでした(←深読みし過ぎと思いますが・笑)
読了後に彼女達の性格も実は父親譲りなのかもって思ったくらいなので真相は分りませんが、年齢が違えどもここまで性格が違うとそうなのかなぁって思ってしまいました。本当、以前よりも幸せでいて欲しいと願うばかりです。

★nappuさん★

おはようございます☆
前回読んだ際は『続きが気になる気になる』な状態でかなり飛ばしていた記憶があります。実は、前回、Dolが父親を見つけた所まで覚えていたのですが、その後の行動がかなりうろ覚えでした。しかし、今回読んでみて『なるほど』な箇所が多々あったので、これぞ再読の醍醐味だと思った次第です。
確かに育児放棄の状態ですが、やっぱりMarigoldは病んでいたんだと思います。病院嫌いな上、取り憑かれた様にMickyを探し続けている姿は、やっぱり母親としての自覚もなければ、責任感もなかったんだと思います。心から話せる友達も居なさそうですし、結果、子供達に甘えてしまった気もします。最終的に病院で適切な治療を受けて、子供達に自分の愚かさを詫びるシーンは、やっと『ホっ』とさせて貰えた気になりました。
是非、再読した際には、また感想を聞かせて頂ければと思います♪

★Dillさん★

おはようございます☆
おぉ、雪が降ったのですね♪ こちらもすごい冷え込み始めて、風邪も強いので今日あたり、ちらつくかもなぁって、少し楽しみにしています。
私は、今回、本とオーディオブックを併用したので、結構噛み砕いて読んだ気がしております。このオーディオブックは、本当、上手でしたよね。Dolが喋っていると思って読んでいたものが、実はOliverだったことが聞いて発覚しましたし(汗)。
Dillさんの感想を読んで、Dolの名前について合点が行った次第です。私は、あのカエルの刺青がMichaelのことなんだと思ってしまいました(泳ぐのが上手でしょうし)。カエルの王子様は、カエルのままで王子様にはなれない=Mickyではないのかとも考えてしまいました(←深読みですが・汗)。子供が出来たけれどMarigoldがどう言う行動を取ったのか分らない、ようなこと言っていたと思いますが、その後、ちゃんとDolを産み落として、Dolphinと名付けるあたりは、まさにMichaelに対する愛情表現だったのかもしれませんね。本当、別れなきゃ、幸せだったのかもしれませんね。

★しろぱんさん★

ありがとうございます☆
進捗情報を記載するにあたって、何処で切るべきが考える為に、1章分だけオーディオブックが先行する形を取っていたのですが、最後のBatsからは、もう読むのを止められませんでした(笑)。
後半は、Michaelに救われた感が否めませんよね。彼もMickyと同じ感じだったら、最後の最後まで不安な状態で読み進めたと思います。DolがMarigoldに対して『何故、私が一番にはなれないのか』と言う風なことを言うシーンがあったと思いますが、DolはMickyがStarに対して行った行為と同じ様な展開をどこかで期待したのかもなぁって思ってしまいました。この続きのお話を読みたい様な、読みたくない様な・・・ちょっぴり複雑な気分です。全員が全員、以前より少しでも幸せいてくれれば良いですが、またMarigoldが・・・なぁんてことを考えたり(汗)。どこかで静かに平和な暮らしをしていて欲しいです。
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プロフィール

りとる

Author:りとる
2001~09年、英会話を中心に学ぶ。以後、自然に楽しく気楽に英語が学べる環境を模索中。英国好き(特に映画と音楽)。フラっと時々渡英します(笑)。

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※聴き読み含む。
うち、多読のみは、4,490,287語(Sep.2013)

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