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Baby

BabyBaby
(1995/08/01)
Patricia Maclachlan

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(YL : 4.4、17,441語)

邦題『潮風のおくりもの』:夏が去って、避暑客が帰り、島に静けさがもどった日、潮風のおくりもののように、赤んぼうのソフィーがやってきた。生まれてまもない弟を亡くしたばかりのラーキン一家。家族のそれぞれがソフィーに精一杯の愛情をそそぐ。~Amazonより~


まず、今まで読んだ作品にはない“静かさ”で全てが展開することに驚き、そして、冷静に且つ丁寧に物事を描写されていることに感心してしまいました。作者Patricia Maclachlanの作品を読んだのは、今回が初めてで、児童書とは言え非常に落ち着いていることに少々面食らいました。その冷静な世界に入り込むと、少し苛立ちや憤りを覚え、若干、疑問が残る箇所があるのですが、これは私が取りこぼしている可能性があるので、再読する必要があると思っております。しかし、この語数でこれだけの情報を描写できる作者は、すごいと思いました。しかもYLが4で。

ヒツジ読みでリクエストを頂いていなかったら、多分、自分では手にとって読んでいなかった気がします。こんな風に新しいジャンルや作者に出会えるのも、ヒツジ読みに参加しているからこそかと思っております。これを機会にPatricia Maclachlanの他の作品も読んでみようと思います☆

お気に入り度:★★★☆☆

累計語数:2,303,086語

以下、ネタバレあり。
淡々と言うわけではないのですが、お話が進むわけなんですが・・・自分の子供をどんな理由であれ、放置して行く親の気持ちが分かりません。確かに、ソフィの父親の様態が悪いと言う事実があり、ソフィを置いていったから父親の看病に集中でき、回復しているのかもしれませんが・・・もし、ソフィがもう少し大きくて、物の分別が出来る年齢ならば、彼女の心の中には、一生この痛みが残るはずです。

この内容をPatricia Maclachlanは、冷静に描写していたのを読んで、驚いた次第です。『あら、結構、あっさりな気が・・・』と思っていたところで“最後の言葉”。ソフィはラーキンたちとの時間を潜在的にでも覚えていると言うこと・・・ラーキンたちにとっては嬉しいことだと思いますが、同時に悲しい(淋しい)ことでもあるんだろうなと思ってしまいました。
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コメントの投稿

Private :

読了おめでとうございます

たしかに色んな場面で、描写が足りないなって思うところはありますよね。
そういう部分で、あっさり感が出てしまってると思います。
先日、映画の『私の中のあなた』を見て、〝現状を受け入れなければいけない〟と
いう事がテーマだったのですが、Babyも通じる所があるなって思いました。
現実を受け入れてから前に進む大切さ、それを言葉にする大切さ
それを言いたかったのかなって思いました。
実際1才の子が10年後に当時の記憶を覚えてるとは思えませんが
ラストは素直に感動しました^^;
これからもヒツジ読みで、いろんなタイプの本と出会えると思うと
嬉しいですね♪

おめでとうございます☆

りとるさん、『baby』読了おめでとうございます♪
私も、Patricia Maclachlanさんの本は初めてですが、物事の描写がとてもよく描かれているなぁ~と思いながら読んでいます。
ただ、私の英語力上、どの程度読み取れているのか疑問ではありますが。。。
私は現在Chapter10に入るところです。
お話の続き、そして結末がどうなるのか、とても楽しみです☆
読了したらまたご報告させて頂きますね(^-^*)

★nappuさん★

ありがとうございます☆
丁寧に説明してくれているのですが、感情の起伏なんかが結構あっさりで、もうちょっと怒ったり悲しんだりする感情が見えれば、もっと感情移入できたかなぁ・・・と思っている節があります。でも、もしかしたらこれはPatricia Maclachlanの作風で、もしこのお話をJWが書いたらきっともっと“重い”作風になっていたのかもしれないなぁって思ったりもしました(テーマとしては、実は深刻なお話ですよね)。
ひとつ心残りなのが、あのポエムの数々。もしかするとあのポエムや次の章に移る際に記載されていた文面の行間とかまで読めると、もっと入り込めたのかなぁって思ったので、いずれ再読したいと思った次第です。
そうなんですよね“現状を受け入れる”ことは、本当必要ですよね。この“現状を受け入れる”ことによって先に見えてくるものが多々あると思います。実は、近年、これに気づいてそれからいろんなことが楽になりました。例えば、英語のスキル的な問題も、現状背伸びしてやっても結局空回りするから、自分の実力を受け入れてから挑戦するようにしたり、生活の上でも同様のことを心がけているのですが、目の前に起こることは必要なことなんだと思えるようになり、とても楽に感じられるようになりました。あの映画は、そんなお話なのですね♪
ヒツジ読みは、本当、新しい分野に挑戦できるので面白いと思いました。次はMatildaで、よろしくお願いします☆

★YOKKOさん★

ありがとうございます☆
すごく丁寧で、且つ冷静な描写(写実)ですよね。
前半は冬場のお話だったので、雪が積もってシーンと静まり返る雰囲気の中で読んでいる気持ちになっていました。
私も、かなり取りこぼして結局、理解しきれていない箇所が多々あると思います(結構、文章が難しいですよね・汗)。しかも6~10章は二回も読んでいるのに(汗)。とりあえず読了しましたが、時間を空けてまた再読したいと思っております。その間に、彼女の他の作品も読んでみようと思っております♪
YOKKOさんの感想、楽しみにしていますね☆
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りとる

Author:りとる
2001~09年、英会話を中心に学ぶ。以後、自然に楽しく気楽に英語が学べる環境を模索中。英国好き(特に映画と音楽)。フラっと時々渡英します(笑)。

多読:現在の総語数


※聴き読み含む。
うち、多読のみは、4,490,287語(Sep.2013)

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